その①はこちら
「ゴオオォォォォォ…」
会場にいらした方なら、きっと耳にしたかと思います。どこからともなく響く、ナゾの重低音を。
その音の正体は、日本風洞製作所さんの自転車用小型風洞試験装置「Aero Optim」のものだったようです!
競技自転車の空力測定に特化した、世界最小の風洞試験装置だそうです。
自転車に乗った状態でのフォーム検討や、ウェア・装備品の選択、性能測定などに利用できるとのこと。
しかも、折りたたんで小さくすることが可能で、折りたたむと証明写真機程度のサイズになるそうです。
さらにさらに、電源は家庭用コンセントのみで稼働できるというから本当に驚きです。
最重量級の製品の搬入搬出には、クレーンが欠かせません。クレーン搬出はどうやら弊社だけのようです。#cyclemode2018#AeroOptim#japanfudo pic.twitter.com/nQPdwHJKj8
— 日本風洞製作所 (@japanfudo) 2018年11月11日
そういえば、搬出の様子をツイートされていました。
クレーンでの搬出、間近で見てみたかった(笑)
今年もやってしまった。(吸い込みを利用したパンフ貼り付け pic.twitter.com/UYB2mtexxf
— みずき (@Mizuki_Katsuya) 2018年11月10日
あと、こんな使い方もあるそうです!(笑)
そしてこちらは、東京サイクルデザイン専門学校さんのブースに展示されていたもので、
NASAが企画する「ローバーチャレンジ プロジェクト」というコンテストに向けて作られた宇宙探査用車両だそうです。
大きくて分厚いホイールと、それを繋ぐ自転車用のデファレンシャルギヤ、そしてその上に二人分のシートが搭載されたその重厚な車両は、
風洞装置にも負けず劣らずの圧倒的な存在感を会場内で放っていました。
同じブース内にはその他に、なんとも不思議な一輪車も展示されていました。名前は「A ROUND」というそうです。
クランクの内側にあるゴムで、リムを内側から回して駆動するようです。
乗れるのかどうかちょっと不安な気がしましたが、一応乗ることはできるようです。
その奥のこちらは、工具不要で分解できる自転車のようです。名前は「STOCK BIKE」というそうです。
災害時の備えとして、自転車も備蓄できないかという考えから発案されたものだそうです。
ダンボールのパッケージデザインも作り込まれていて驚きました。
自転車の完成度も高いですし、すぐにでも商品化できそうな一台でした。
その③へつづく